低パワー型加速度センサー

既存のIEPE パワー供給よりもLPA100T は3~5V の範囲で低パワー動作ができ、消費電力は300μW(@3V)以下、これは一般的なIEPE センサーの48mW と比較し大幅に低減されています。
低パワー消費に加え特許申請中の回路により、従来のIEPE センサーは測定セトリング時間に3 秒程度かかりますが、LPA100T では低周波応答を待っている間のセトリング時間を10ミリ秒以下にできます。
測定作業の向上のため、取付け箇所の監視用としてPA100T には内蔵温度センサーが組み込まれています。
オンライン監視システムなどの複合用途などでは、このセンサーにより全体のセンサーフィールドのスキャンがより速くなり、そのため各機械のデータのリフレッシュがより高い頻度で行われ、その結果保護や解析作業が改善されます。
バッテリー駆動の場合には大幅に電池寿命を延ばすことができ、特にワイヤレスでは大きなアドバンテージとなります。
また、可燃物や爆発物環境用に、ハザードエリア認証(Class l、Div2/Zone2)の用意されています。